新規就農は今ではかなり広く門戸が開かrていますが、
私が新規就農した1988年ころは、
まだまだ就農希望者は歓迎されてはいませんでいた。

農地を貸してくれる人は見つかりませんし、農業者と認められるには5反(50a)の耕作地がなければ認めてもらえず、農業者として認めてもらえない私には農業資金の借り入れは『不可能』だったので、父親から少しずつお金を借りながらのスタートでした。

今では新規就農はしやすくなり、資金も借りやすくなりました。
しかし、そのおかげで開業したものの営農が困難になり、返済ができずに自己破産をするケースがかなりあると聞いています。


農業者として認められない自称農業者の私のキャッチコピーは、

 「夜逃げのできる農業者」 ・・・でした。


つまり、家(先祖)にも土地にも借金にも縛られず、
やめたくなったらいつでも辞められる農業ということです。



借金のために農業がしたかったわけではないですものね。
太陽と風と土と一緒に生きることがしたかったのですから、
作目や技術に合わせて土地は選べばいいし、
生活ができなくなったらやめて転職したらいいと思っていたからです。



とは言うものの、今では夜逃げはできなくなり、
借地ではありますが農地をしっかりと確保し、
借金もあるので、当初の農業者とは違ってしまいましたけれど。 ^^。



さてさて、そんな私にできることは、
新規就農を目指しているみなさんを応援することです。

本当のことを言うと、新規就農はお勧めしません。
だって、儲からないし、大変ですから。



しかし、どうしても就農がしたいという方には応援を惜しみません。
どうかひと声かけてください。
ひょっとしたらあなたがぶつかっている壁を打ち破るヒントを
手渡してあげられるかもしれません。

ハイフラワーの周辺もたくさんの農地が空いてきました。
腕試しをする農地が確保出来るかもしれません。
立派な農場を持つために借金をするには営農の技術を身に着け、
自分に合った作目を絞り込んだのちでも十分間に合います。
むやみにお金を借りないでくださいね。

何か協力ができることがあれば連絡をください。
それに応えることが、私を応援してくださったたくさんの方に
恩返しをすることだと思っています。


でも、新規就農は・・・・・・お勧めしませんよ。

新規就農者の先輩からのひとことでした。   ^^。



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