昨年(2018年)の5月までに試験生産を終え、
その後、次年度の本格稼働に向けて準備に入っていきました。
3月に親苗が入荷し、さっそくプランターに植え込み。
使った用土はもちろん、
ハイフラワーの花の生産用土・イチゴバージョン。
パーライトをたくさん入れて、
水はけを花ではありえないくらいにしたものです。
ただそれだけ。簡単!! ^^。
6月に入ってから、苗を3寸ポットに受けて、
いよいよ苗の生産が始まりました。
例年よりもかなり早く梅雨が明けて
ランナーが伸びにくくなる中、
頑張って、予定の苗数を確保しました。
また、その後の暑さもきつく、
苗の生育はあまりよくはありませんでした。
たまたま潅水が遅れて昼になった時、
イチゴがいい表情を見せてくれました。
そうなのです、潅水が遅れたことで潅水量も多くなり、
たっぷりの潅水が地温を下げる効果があることがわかり、
次の日からは、一日2回の潅水回数はそのままで、
日中の2回目の潅水量をたっぷりと!!!
暑い夏をそれで乗り越えて、
いよいよ秋の定植になりました。
イチゴ苗を増やして、育てていた温室に
プランターを使って定植をしていきます。
並行して、高設栽培の設備を整えます。
形の悪い温室を7つに分けて、
設備が出来次第プランターを載せていきます。
設備工事の様子です。
高設栽培の設備を参考に、オリジナルの栽培システムを作りました。
これまで花の生産で使っていた温室の改造です。
まずは整地をします。摘み取りのお客様に歩きやすいように、また、車いすのお客様にも楽しんでもらえるように丁寧に整地をします。
砂をまいて、凸凹をなくし、歩きやすく、水が溜まりにくいようにしておきます。整地をした後、防草シートを敷いて下地は完了です。
車いすのお客様にも楽しんでもらえるように、通路を1m以上取って設置していきます。温室用の直管パイプを使って通常の高設栽培のベンチのサイズを参考にして組み立てていきます。
経費節約のために、パイプの使用量は極力少なくして作ります。補強のために、足場パイプを組み立てて、この足元に組み込み、強度を上げました。
組み立てながら考えて、試行錯誤しながらこの形になりました。
奥は完成しているエリアです。
簡単な構造ですが、こうなるまでには結構苦労しているのですよ。
本当はもう少しパイプを使いたいところですが、新規事業の立ち上げは資金不足のため、お金ではなく知恵を使うしかないのです!!
排水用のフィルムをパッカーで取り付けて、その上にビニペットを切断して加工したプランターを受ける金具を載せてひと段落したところです。
この後、プランターの土を温めるための温湯パイプをこの金具にマイカー線を使って吊り下げていきます。
ここに、65型の普通のホームセンターで売っているプランターを2列で設置していきます。
プランターを使った高設栽培の設備の設置完了です!
このあと、点滴潅水の設備を付けて、完成。
設置に時間を取られて、今期の収量は大したものではなかったですが、素人同然の花生産者のイチゴ栽培がこうして本格的にスタートしました!!!
花生産者でも甘くて大きな実をつけてくれる紅ほっぺ。
こんなにおいしくできるとは思いませんでした。
春を迎えて、新入社員2名を迎えることが出来ました。ハイフラワー初の花以外の生産スタッフです。埼玉県農業大学校でイチゴの生産を学んできたスペシャリストです!! ^^。
私がほぼ1人で管理・出荷していたイチゴですが、イチゴ組の2人を迎えることによって、やっと一息つくことが出来ました。
助かったぁ~~~~~。
このあと、ダニとアザミウマの攻撃に悩まされたものの、
引き続きおいしいイチゴを生産中のハイフラワーイチゴ組でした。
2019年4月 農場長
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その後、次年度の本格稼働に向けて準備に入っていきました。
3月に親苗が入荷し、さっそくプランターに植え込み。
使った用土はもちろん、
ハイフラワーの花の生産用土・イチゴバージョン。
パーライトをたくさん入れて、
水はけを花ではありえないくらいにしたものです。
ただそれだけ。簡単!! ^^。
6月に入ってから、苗を3寸ポットに受けて、
いよいよ苗の生産が始まりました。
例年よりもかなり早く梅雨が明けて
ランナーが伸びにくくなる中、
頑張って、予定の苗数を確保しました。
また、その後の暑さもきつく、
苗の生育はあまりよくはありませんでした。
たまたま潅水が遅れて昼になった時、
イチゴがいい表情を見せてくれました。
そうなのです、潅水が遅れたことで潅水量も多くなり、
たっぷりの潅水が地温を下げる効果があることがわかり、
次の日からは、一日2回の潅水回数はそのままで、
日中の2回目の潅水量をたっぷりと!!!
暑い夏をそれで乗り越えて、
いよいよ秋の定植になりました。
イチゴ苗を増やして、育てていた温室に
プランターを使って定植をしていきます。
並行して、高設栽培の設備を整えます。
形の悪い温室を7つに分けて、
設備が出来次第プランターを載せていきます。
設備工事の様子です。
高設栽培の設備を参考に、オリジナルの栽培システムを作りました。
これまで花の生産で使っていた温室の改造です。
まずは整地をします。摘み取りのお客様に歩きやすいように、また、車いすのお客様にも楽しんでもらえるように丁寧に整地をします。
砂をまいて、凸凹をなくし、歩きやすく、水が溜まりにくいようにしておきます。整地をした後、防草シートを敷いて下地は完了です。
車いすのお客様にも楽しんでもらえるように、通路を1m以上取って設置していきます。温室用の直管パイプを使って通常の高設栽培のベンチのサイズを参考にして組み立てていきます。
経費節約のために、パイプの使用量は極力少なくして作ります。補強のために、足場パイプを組み立てて、この足元に組み込み、強度を上げました。
組み立てながら考えて、試行錯誤しながらこの形になりました。
奥は完成しているエリアです。
簡単な構造ですが、こうなるまでには結構苦労しているのですよ。
本当はもう少しパイプを使いたいところですが、新規事業の立ち上げは資金不足のため、お金ではなく知恵を使うしかないのです!!
排水用のフィルムをパッカーで取り付けて、その上にビニペットを切断して加工したプランターを受ける金具を載せてひと段落したところです。
この後、プランターの土を温めるための温湯パイプをこの金具にマイカー線を使って吊り下げていきます。
ここに、65型の普通のホームセンターで売っているプランターを2列で設置していきます。
プランターを使った高設栽培の設備の設置完了です!
このあと、点滴潅水の設備を付けて、完成。
設置に時間を取られて、今期の収量は大したものではなかったですが、素人同然の花生産者のイチゴ栽培がこうして本格的にスタートしました!!!
花生産者でも甘くて大きな実をつけてくれる紅ほっぺ。
こんなにおいしくできるとは思いませんでした。
春を迎えて、新入社員2名を迎えることが出来ました。ハイフラワー初の花以外の生産スタッフです。埼玉県農業大学校でイチゴの生産を学んできたスペシャリストです!! ^^。
私がほぼ1人で管理・出荷していたイチゴですが、イチゴ組の2人を迎えることによって、やっと一息つくことが出来ました。
助かったぁ~~~~~。
このあと、ダニとアザミウマの攻撃に悩まされたものの、
引き続きおいしいイチゴを生産中のハイフラワーイチゴ組でした。
2019年4月 農場長
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